虫の知らせ

前の投稿で先月16日朝に祖父が亡くなったと書きましたが正確に亡くなった時間は午前3時10分だったそうです。

今は親元を離れて一人で暮らしているために最期を看取ることができませんでした。

その日の事はよく覚えています。

私は持病から極度の不眠症でして睡眠薬が欠かせません。しかもかなり強い薬です。

普通なら寝てる時間ですがあの日の午前2時前に経験したことない胸の不快感で目が覚めて朝まで起きていました。

思えば虫の知らせってやつだったのかもしれません。

あの日、いつも通りパンを焼き、昼休憩に携帯見たら母から着信がありました。

かけ直したらじいさん亡くなったよって。

亡くなる三日前から危篤状態だったとも亡くなってから初めて聞かされて憤慨しましたが。

祖父は酒と本が好きな人で酒がたたりアルツハイマーを長いこと患っていました。

一人で入浴もままらなくなって孫としてできることはないかと親父は一人っ子なのですが仕事で全国を飛び回っていたので私が介護士の免許を取り、入浴の介助、食事の介助、排泄の介助、通院の送迎、余暇のドライブなど私がしてきました。

祖父がグループホームに入ってからも月に一度は必ず顔を見に行ってましたが親は通夜にも葬式には来るな、仕事に専念しろと私に言いました。あまりの仕打ちに親を怨みました。

私が本当に悩んでいる時に相談するのは親でも実の兄弟でもありません。

義兄を一番信頼しています。

義兄に何とか最後だけでも参列させてほしいと相談しました。

通夜の後の会食で叔母や叔父達、義兄が私をなぜ参列させてやらないのかと親父に詰めよってくれたらしいです。

その甲斐あり葬儀には参列することができました。

義兄には本当に感謝しています。